「トトロの森」にほど近い所沢・三ヶ島地区にアトリエを構えるオーダー・オリジナル家具製作「laboratory」(ラボラトリー)が、新春かきぞめ祭りを開催した。
この日はラボラトリーのアトリエが開放され、30人ほどのクリエイター、関係者、所沢の地元パーソンが参加した。
庭先で持ちよった料理や飲み物を囲みながら餅つきをし、全員が書き初めを行い、その後書いた「言葉」を発表した。
最後にはラボラトリー職人たちによる余興も。ラボラトリーは「トトロのふるさと財団」と「もりのたね」プロジェクトを行うなど注目のアーティスト集団。職人たちは、代表以外は全員美大の造形や木工学科の出身者だ。ブドウ畑に囲まれた里山にあるアトリエの1階は作業所。2階は自宅兼ギャラリーとなっている。
代表の田中英一氏は、埼玉の職業訓練校で木工を学んだ後に独立。それ以前には一般企業で経理に従事していたという。職人によるモノづくりと経営、そして自然。すべてが調和したシステム運営を目指している。
本イベントは正式には「恒例ふんどし書初め ~ところざわ春のふんどし祭り~」だとか。「100年続ければ『神事』になる」とは代表のコメント。所沢の新年の風物詩を目指しているようだが、その真意・目指すところは神のみぞ知る!?(所沢jp)
ラボラトリー
http://www.labo-style.com/