峯岸祐高のコロコロCorot奮闘記

古民家付き農園Corot

はたらく

先日スタッフに“なんではたらくんですかね?”って聞かれて。
スタッフの方から“生きるためですかね”って言ってくれてそれもそうかなと思ってそのままにしてたけど、
そう言えばなんでだろうと考えています。
あなたの好きなことをしなさいと言われて育った子に“我慢しろ”なんて時代錯誤。
でも好きを叶えるためにはその間に少なくない“大変なこと”をクリアーしなきゃいけないのも事実。
会社という立場ではお金を払ってお願いしても“うーん”とスタッフに断られる事がある一方で
ボランタリーで自腹を切ってでもやりたい事を楽しそうにやっている人たち。
特にネットのチカラでそれが育つスピードが本当に早いと感じる。
お金を払っているから。沢山払ったのだからやってくれる。というのは通用しないようだ(社員も取引先も)
無料でも熱心に、時にはプロ以上のクオリティで仕事をする人たちもいるのだから。
迷いは多いけれども確かなのはそのコミュニティのビジョンや雰囲気に吸い寄せられ
魅了される人が多いということ。
ビジョンや雰囲気というと少し抽象的だがそれ自体は細部に宿っているのではないか。
購入、体験、労働などの日頃のオペレーションにそのビジョンや雰囲気を感じられる仕組みを
どこまで導入できるのか。
社員、アルバイト以外のパワーにも目を向けないといけない。

もうひとつ感じていることは集団として見るのではなく個人として見ることの大切さ。
人数が増えるとどうしてもチームで見ようとしてしまう。
しかし面談などをしているととにかく個人の想いや環境の違いに気づかなかった自分に反省する。
週2回休むという事も会社主導で決めるのは簡単だが家族環境やそれぞれの都合はみな違う。
そんな事もスタッフひとりひとりの意向を反映させられる状況を作っていくことも必要なのではないか。
私も仕事から人生を考えていたが(今でも半分はそう)そういうスタッフばかりではない。
スタッフ個人の人生に会社がどう当てはまるのか?会社という大枠にスタッフを当てはめるのではなく、
スタッフの人生という大枠に会社をどう当てはめるのか?いうのは簡単。
これはスタッフの人生が中心だが会社を運営している方にすれば個人によって会社の捉え方を変え、
位置付けを変えるという、とても手間暇がかかるもの。
それでも色々なスタッフと話をしているとこういった考え方が必要なのを感じる。
副業OK、フレックスなどレッテルや枠にはめるのは簡単だがそれよりも
1人1人のライフスタイルに向き合って会社を柔軟に変化させられる事が必要だと感じている。順番の問題。
こうなってくると会社という存在自体が本当に必要!?
みたいな考えにもなるのだが代表としては無責任なのでそこはあまり突っ込まない。
会社というよりもムーブメント!?といった方が近い?コミュニティ?
その中心に行ってみると小さな会社があった。
若しくはムーブメンドの裏側にせかせかと小さな会社の社員が働いていた。
それくらいが近い感覚なんだろうか。

 じゃあそのムーブメントのビジョンや雰囲気は!?それを発信しないとね。

仕事装備(携帯、PC)

売上を上げるor経費を抑える、シンプルに利益をだす方法(言ってるほどそんな簡単じゃない笑)

どこの会社もどんどん増えているであろう通信費に関して

そんな中から携帯の話、現在6台契約している。

昔はガラケー(Yモバイル)で3,000円〜4,000円前後(通話)+Pocket WiFi(1台2,400円前後)が一番安いコンビ(自分の中で)だった。

1台あたりのコストは通話+通信で4,500円〜5,000円前後

しかし2年経った今はもう格安スマホが出てきたお陰でiPhone通話+通信で3,000円〜4,000円(機種代込)が出てきた。

しかも家のネット通信とのセット割引まで出てきて更にお得。(yモバイル携帯4台でソフトバンク光のネットが無料など)

全て平たく経費計算すると難しいが割引含めると1台あたりは3,500円〜4,000円前後、2割程度削減できた。

自分の携帯もソフトバンクだったが今simフリーiPhone+格安simに変更しようと思っている。

そうすると今の携帯代8,000円前後が半額程度まで抑えられると思う(機種代2年償却)

しかしとにかく情報を入れておかないと追いつかない、見直しのサイクルが早くなっている気がする。

情報はネットだけでなく定期的に家電量販店などにいくとプロに情報をもらえるからオススメ(自分の場合はネット+友人1名+量販店の店員さんで情報収集)

自身のパソコンに関してはMacが主流。

昔はimac+mackbook+iPhoneだった。

しかし1年前からデスクトップを持つのをやめた。

今はノートPC+ipad+iphoneになった。クラウドのお陰でデータを保存する事が減った。

ipadは初代のものを発売日に買ったのだがそのときの自分には使いにくかった。

とにかくワード、エクセルなどとの互換性が無かったが今は違う。

また再度iPadを持った理由として手書きのノートをやめたいと思ったから。今はiPadで手書きのメモやイラストが簡単にかける。

いつでもどこでもどんなデバイスでもアクセスできる環境が理想

人に関して

会社が7年目に入ると辞める人、新しく入る人が出てくる。

その中で“峯岸さんはあんまり退職を止めない”という声が聞かれたのできちんと説明したい。

退職に関しては私と当事者が一対一で水面下で話していて結果だけが伝わっていくのでいきなり辞めた!と周りに見えることも多いと思う。

基本的には皆コロットで働けるのであれば長く働いてほしい。そういった環境も整えたい。なので止めて良くなるのであれば止めたい。

しかしそうでない場合は早めに判断することもある。

退職の理由が会社との認識の相違や工夫をしてなんとかなることだったら幾らでもどうにかしたい。

そうはいかない場合もある。

考え方の違い、将来の方向性や体調不良などなど。。

しかもお互いに変化し合うのが前提のため、入ったときには….という事も多くある(会社としてはなるべくミスマッチは防ぎたいが)

お互いのためにならないと判断したら確かに直ぐにOKを出すこともある。

→基本的には現場の引き継ぎがきちんと完了することが前提、現場が混乱する場合は再度調整する(例外もあり)

一人の人間との出会い〜、一旦別れるかもしれないがまた変化しあってタイミングがあうかもしれない(実際に復帰もある)

自分としてはお互いに一番いい選択肢を常に探しているのだが短期的、一方的な視点だけで見ずに長期的、複合的な視点で人と接したい。

そんなを言いながらもやっぱり本音を言えば寂しいもの。

志同じくする多くの人が働きやすい環境=懐の深い会社を目指して毎日精進するしかない。

変化は前提、互いに変化を受け入れ、しなやかに変化しながら進みたい。

好事魔多し

好事、魔多し

昨日尊敬する先輩から教えて頂いた言葉。

良い時には邪魔が入りやすい。

自分は事業をはじめてから正直、あまり良い時と感じることが少なく、自身の成長や会社の成長もあまり実感というものがない。

1人の時には1人の難しさ、事業が進めば進んだ先にどんどん難しいことが、、規模が少し大きくなったらまた問題…

毎日必死に問題と向き合っていて正直あまり良いという感覚は少ないかもしれない。

しかしそんな中でも調子に乗ってしまうことがないと言ったら嘘だ。

そんな調子に乗った時こそ魔がさすことが多いという。

魔が差すと云うのは外から刺されているようでやはり内なる油断が魔を呼びこむのだろう。

日々精進。真面目(笑

自分のことば

今度入社予定の人間と話していたら

私の理念メモのようなものを見せた際に

峯岸さんのことばっぽく無いというような趣旨の事を言われた。

確かに自分はことばがあまり上手ではないので

ことばにならない想いを本を呼んだり記事を読んだり人にあったりしてフィットすることばを探している。

言われるまで気づかなかったが確かにそうすると借り物のことばが並ぶ。

その一方でみな借り物の日本語、英語、中国語、、、など既存の枠組みでことばを作っている。

ことばだけをとっていたら借り物になると思うが自分の中での経験を照らしあわせて一番フィットすることばを選んで自分のメモを作っている。

会社にいるメンバーも多くなって自身が語りかける事プラスαの必要性を感じている。

自分だけではなかなか難しいがプロのチカラを借りるのも一つの手だと思っている。

想い、ことば、伝える、伝わるって本当に難しい。

社会性と経済性の両立

この2つの両立にいつも悪戦苦闘している。

二宮金次郎のことば

〜経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である〜

地域や社会に役立つ事業が本当に喜ばれているのならば売上=お客様からの投票が増えるはず。

売上というと数字のイメージが浮かぶが、お客様一人ひとりが事業を応援してくれているor価値を感じた対価として

頂戴している。

それを預かり会社のやりくりをすることで利益が生まれる。

このやりくりがヘタだとせっかくの応援を無駄にしてしまう。

ここで利益を生み、お客さま、従業員、社会に還元し更なる価値を生み出す。

自分は1人で事業を始めたのでその時は1人だけなので食うも食わないも自分次第の所があった。

しかし今は違う。

事業も増え、家族を持ったスタッフ、お母様の介護をしながら働くスタッフなど様々な”私”ではない仲間がいる。

その仲間の家族や、お客様、社会に貢献する為に売上、利益と正面から向き合いたいと思っています。

8/27のお母さん

8/27のお母さんの日記ではなく

現在在籍しているスタッフ27人中8名がお母さんだということです。

先日新しく入ったお母さんスタッフと話をしていたら

こどもがいるということで仕事が見つかりにくいという。

こども3人いて仕事させてもらえる会社なかなかないですよ〜(年齢にもよるんだと思います)と言っていたのが印象的

確かに最初は保育園の確保や仕事内容、出勤時間など調整が必要でした。

保育園はこどもが小走りが出来ないと入れてくれないところもある等知らないことも多かった。

でもそれはお母さんでなくともお互いに必要なこと。

価値ある仕事をして頂ける方であればこどもがいるかどうかはあまり関係ない。

確かにお子さんの急な発熱などで休む場合もある。

しかし社内で代わりを探せばどうにもならない事はあまりない。

今後冬休みを迎えるにあたってお子さん連れで配送が出来るように取引先にも話しをした。

確かに理解が必要な部分はあるがそれは誰だって同じような事でお母さんに限ったことではない。

それよりいつも話を聞いていてお母さんの忙しさandマルチな活躍に驚いています。

お母さんってすげーー

お陰様で5期目終了しました。

会社を立ち上げて5年が経った。

正確には5期目の決算が終了しました。

この5年で自分の役割をまとめると以下のとおり。

①年間の見通し、ラフでいいので事業計画(ヒト・モノ・カネ)を立て進捗を確認する。

②人の繋がりを作る

③新規事業

この3点がメインの自分の仕事になるのではないかと思っている。

事業ごとに異なるフェーズに入っていく6期目

新しい枝葉を伸ばすにはしっかりした根っこが必要。

根を張る土壌、環境づくりに努めたいと思っています。

 

つながっている

私とあなたはちがう。これとそれは別のはなし。

あっちがこうしているからこちらはこうしよう。

先輩が言ったから〜。

 

あちら側とこちら側、上下左右で分けて考えている。

 

また昨日読んだ本の中で書いてあったこと。

人の細胞は60兆個(60kgだと仮定)地球人口の9,000倍。

また人ひとりでもこれだけある細胞、他の動物等も含めたら。。。

 

しかしこのすべての細胞は元はひとつから出ているとのこと。

すべては流れの中で繋がっている。

 

人種や男女、宗教の違いは多々あるようだけれども

すべてはひとつの流れとして繋がっていると考えてみる。

上下の関係や左右で分けることはわかりやすくはなるけども

繋がりの中で考えることも時には役立つのではないか。

また同じ仲間だと考えていくとヒントも出てくるのではないか。

 

ゲストとホスト、先輩と後輩、日本人と外国人

違いを受け入れながら、同じ流れの中で生まれた仲間だという意識を持って過ごしたい。

深く強くしなやかに。

①自分をどう見せたいのか

②相手が何を考えているのか

③相手が考えていることをふまえ自分が出来る事は何なのか。

最近感じていること。

一方的に話しをするのは①。おしゃべり好きや趣味のはなし。あまり必要だとは感じない。

仕事を成立させようと思うと③までをいかにスムースに時間内に結論まで導けるのかが大切だと思っている。

確かに②も難しい。

時間内に相手のニーズを聞き出さなければいけないので環境や人選、質問の内容で変わってくる。

しかし②だけでは相手のニーズを探って終わり。

やはり大切なのは③まで。

②を丁寧にヒアリングした上で③を提案できるか。

先入観が強いと決めつけてしまうので丁寧に準備しつつ、フラットな状態でいつも臨みたい。

勉強になるなあといつも感じるのはやはりスマートに①〜③までを導ける先輩方。

打ち合わせであれば場所、時間、メニュー、人選、内容等など準備しつつ

当日の変化に柔軟に対応する。

根は深く強く、枝は季節の風を捉えしなやかに揺れる。

corotにある900年の欅のようにありたいものです。

泥仏不渡水

泥仏不渡水

泥仏不渡水(でいぶつみずをわたらず)

泥で出来た仏は水を渡れないの意。

いくらカタチを似せても中身がなければ崩れてしまう。
中身を育てることが優先でその中から出てきたカタチであればどのような場合にも適用され適応する。会社の中でも理念や言動を大切にして会社や個人の内側を育み、そこから出てきた仏のカタチであれば多少いびつなものでも問題ないだろうし多様なものであって欲しい。

先日店舗のブランディングの打ち合わせをする中で感じたこと。
自分たちの内側の意識や感情など目に見えないものを顕在化させる。
まずは己が何者であるのかを知り、共有する中で生まれるブランド。
かっこいいやかわいいの枠組みを超えて自身が何であるかを再確認し時代に合うカタチでお客様に知って頂くきっかけとなるように努力したい。

仏にはならずとも決して泥仏にならぬように。

営業

久しぶりに営業に毎日通っているので基本まとめ

①毎日行く
②相手の困り事が何か聞く
③解決策を毎日提案する

①コミュニケーションは量×質
初対面わからないことも多いのでとにかく量を増やす。単純接触効果。
笑顔で気持ち良い挨拶。そして仕事の話から休日や趣味の話まで短い時間で効率よく。自分にとっての10分は相手にとっても10分。
笑いあえる関係を。

②自分に依頼が来た目的、背景を整理、理解した上でクライアントの日々の困り事をヒアリング。
今は200席の地元野菜のビュッフェレストランのサラダバーの珍しい野菜を提案し納品する仕事。毎日600〜1,000人近いお客さま。
野菜のクオリティ(営業時間通じてのOP管理も含め)、量、並べ方、看板などの装飾含め何に困っているのか。

③小さなことでも日々ブラッシュアップ。
新しい野菜の提案はもちろん、発注方法や納品、保管方法まで提案できることは数限りない。
提案の具合も大切。相手が望んでいてこちらが出来る事。相手が望んでいてこちらが現状では出来ないこと。相手が望んでいなくて〜などどれに分類されるのか。望むことを望まれた以上のクオリティで。

短い時間の中で相手からとにかくヒアリングして最後に提案
8:2若しくは最初は9:1でも◎

やりたいことをやる、やりたいことだけをやる。

やりたいことをやる。

やりたいことをやるにはその裏にある膨大なやりたくないor

苦手なことをやるということだと思う。

やりたいことだけをやっていても仕事にはならない。

最近はITのチカラなどで極力アウトソースするってのもひとつの選択肢。

その場合はお金と時間のトレードオフ。

しかし結局の責任は自身が負うのできちんと理解して

定期的に不明点が無いように確認が必要だ。

苦手なことを面白く、楽しんでやるために環境を整え自分を整える。

まだまだ出来ないこと、楽しめないことも多い、毎日試行錯誤。

しかし全ての仕事や工程が従業員やお客様の満足につながっている。

料理をつくる人、素材を扱う人、運ぶ人、

掃除する人、お金を数える人などなど不必要はひとつもなく全て重要な役割ばかり。

その中でこれだけやる!と言うよりは全ての役割に敬意を払い、

お互いの苦労や喜びなどが理解する姿勢、

また積極的に関わることにより、いいチームが出来るのではないか。

やりたいことの中で一瞬のやりがい、

喜びを味わうためにバックヤードで喜んで汗をかきたい。

頭をひねってアイデアを出しトライする。

答えがないからおもしろい。明日は何が起こるんだろうか。

やる→やめる

やめるスピードを上げるためにもとにかくカタチにしてみる、やってみる。

日々の中で色々なアイデアがある。

小さなものでも大きなものでも要素分解し、10分議論した中でいいね!と思ったらとにかくプロトタイプを作ってみる。

ちょっと乱暴じゃない!?とちょいちょい言われることも。

しかし、頭で考えるのとやってみるのじゃ大違い。

プロトタイプを作る中で実際に足りないものに出会う。

プロトタイプを作らないと実際に何が足りないか何が足りているのかすら実感を持ってわからないのではないか。

議論が先に立って、人を巻き込み始めたらなかなか後戻り出来なくなる。

必然的にそこにかかるコストも大きくなる。

まずは社内の少数で手を動かす中で実際に考え、感じてみる。

小さく産んで無理なら戻り、大きく育てる。

無理なら戻るスピードを早めるためにも先ず作ってみる。

無理なら戻るという経験をたくさん重ねることが会社のノウハウになるのではないだろうか。

7割の失敗の上に3割のヒットが成り立っているように

まずはバッターボックスに立つこと。

立たなくなることや立てなくなることが一番のリスクだと考えたい。

そしてバッターボックスを楽しみ、喜べるよう日々を丁寧に過ごしたい。

3世代1300年

先日代々の農家、神社の宮司さんと話をしていた。

自分は時代の流れが早い昨今の流れにどうやって対応しようかと思案していた。インターネットでは様々な情報が流れ商品が販売され今日注文すると明日届くスピード感、33年間いきた中でもかなりの変化を感じている。
そんな事をうすらと感じながら話をしている際に出た言葉にはっとさせられた。

1人目は代々の農家吉田さん
ところ産食プロジェクトで同じ役員を務めさせて頂いる。
http://www.tokopro.net/
この通称とこプロは地元の農家、流通、飲食店などの商業者が一体となり地産地消を推進しようという団体。
先日の打ち合わせでの話。
吉田さんは埼玉県でも有名な農家で今年は県の農業大賞も受賞し自身だけのことだけでなく今後の所沢の農業を作る活動もされている。
とこプロをどう展開させるか?所沢の農業をどう盛り上げるのか?という話をする中で私はイベントや仕組みを大きくシフトさせることを提案していた。
“いろんな事を試すのはたいせつ。俺も息子も多分やっていける。しかしその次に手渡せるかどうかなんだよ”
自分は3年、5年のプランから導き今年の動きを〜と考えていたが吉田さんは3世代を見据えた戦略を考えていた。そもそも土俵が違ったわけだ。
1世代30年というが90年=100年続く仕組みや動きをしようというメッセージには考えさせられた。

ところ変わって2人目は高麗神社の宮司高麗さん。
ラジオの収録で高麗郡1300年記念事業委員会としてPRに来られていた。
ここでも私は1300年という時間と昨今の流れの早さの対比に興味をもっていた。歴史ある神社の高麗さんはこういったことをどう考えているのか?
私が質問すると“1300年の流れの中で様々な現象が起こり様々な変化の中で私達がここにいる、昨今の流れも現象としては早く感じるかもしれながその中で根本的に変わっていないものもあるはず”

どうしても今年、3年プラン、4半期決算などと短期的にものごとをみる、また表面的に数字などで把握したくなってしまうが事業に関しても100年後残る仕組み、組織づくりをしていきたいと改めて考えさせられた。

 

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます!

だいぶご挨拶が遅くなりました。

新年明けて一発目何を書こうか迷っています。

というよりも自分にとっては会社の決算が8月なので9月1日の区切りのほうが今は意識があるので今年開けたなあ〜位の意識です。

正直。

ですので9月からの今期のテーマの絶賛進行中です。

テーマは社内システム構築(バックヤード)

12月より会社が少し大きくなり3業種となりました。

そこで様々な管理ツールやコミュニケーション、経費などのシステムがバラバラになっています。

それを大急ぎで今期中に全て統一しようと。。。

これを書いている今もシステム導入のセミナー、打ち合わせ後。。。

システムはエバーノート、チャットワーク、グーグル、レジはスマレジ、会計、給与はfreeeとだいぶやっちゃってるなあと。

それをシンプルにいつでもどこでもどんなデバイスでも。使えるように整備したいと思います。

ITのちからを最大限活用してバックヤードを徹底的に効率化する。

私の大きな仕事のひとつです。

 

流通最強説

地元農産物の流通業をはじめて4年

30から40軒の農家さんと50社の納品先、1店舗のファーマーズマーケットを運営している。

農家と小売、消費者の真ん中に立つ私達がどこに向かうのか?

一概には言えないが

JA、市場、大手流通業は農家に作る野菜、肥料、農薬の指定をして流通に乗せやすい=売りやすい農作物をつくらせている。

今日農家さんから聞いた話では直売所も種、肥料や資材まで指定をして農家さんを自社の子会社のように指導している。

“流通最強”

私は反対だ。

私達は農家さんたちの主張をダイレクトに反映させたいと思っている。

作り手の思いやこだわり、主張を流通や小売に活かしたい。

流通=プラットフォーム最強ではなく、作り手最強。

流通が操作する市場では本当に面白いものは生まれないんじゃないか。

毎日現場で汗かいている人たちの主張を発信することで市場が動くんじゃないか。

それが今からの流通を作るんじゃないだろうか。

私達の主張は??と問われることが多いが、いまお付き合いしている農家さんの主張が私達の主張ですと言うのが一番近いような気がする。

共に考え共に成長したい。

プラットフォームが操作できないところで本当の未来が作られるんじゃないだろうか。

作り手の主張バンザイ。最高の農家さんたちと仕事できることに感謝し、残り少ない今年を楽しもう。

*そう考えるとニコニコ動画はすごいな。

やるリスクとやらないリスク

今ラジオで日本とアジアの比較の話をしている

日本ではやるリスクの話をする。

アジアではやらないリスクの話をする。

やらないリスクはオプチュニティリスク。

確かに何かやろうとすると“こうなった時はどうするの?”ってよく言われるけど

いいじゃん!と思った時にやらない事のリスクたるや膨大だ。

発想とマインド

今ある範囲で考えるのではなくこんなのあったらいいな。の発想。

今ある資源で考えることも大切だが、

自分が感じた問題意識で理想を追うことはより大切なのではないか。

今でなくとも出来るかもしれないが、今でなければ出来ないこともあるかもしれない。

柔軟な発想とポジティブなマインドで新しい仕事を創りたい。

仲間が増えました。

12月に入って新しい仲間がまた増えています。

様々な手続きなどもあるので詳細はまた別途報告できればと思っています。

船に乗る人数が増えるので様々な役割を担う人が出てくるのでとても心強いです。

掃除をする人、食事を作る人、遠くを見渡す人、遊ぶ人、酒を飲む人。

どれも全体としては欠かせない役割で誰一人として必要の無い人間はいないと思っています。

それと共に預かる立場となっては身が引き締まる思い。

一番はみなとどうやって信頼関係を気づいていけるかだと思っています。

先輩に相談したら

氷と同じ。すぐに凍らせた氷は解けるのも早い。

ゆっくり凍らせた氷はなかなか解けない。焦っちゃいけないよ。

とありがたいお言葉。

ゆっくりじっくり関係を築ければと思います。

売上=客数×客単価!?

売上=客数×客単価!?

 

特に違和感無いですね。

昨日スタッフと今後の運営の話をしていて出た話。

売上あげたいので客単価あげたいんですと。

うんうんと聞いていたんだけど何か引っかかる所があったのでよく考えてみた。

客単価も客数もこちらの都合のはなし。

そして数字の話。

数字から入るよりもお客様の顔を浮かべた上で

“〜さんの役に立ちたいから〜をしたい、したほうがいいと思う”のほうが自然ではないか。

短期的に売上を上げるなら今いらして頂いているお客様から今よりたくさんのお金を頂くか

より多いお客様に来て頂くアプローチをするか。

そうではなく10年20年経って“あって良かったね”と言っていただける店舗になるかどうか。

逆に客単価を下げたほうがいいんじゃないかと思うところもある。おばあちゃんはちょっとで良いみたいですね。

お客様と共に文化を築くために毎日努力したいと思います。

遠回りも道なので必ず目的地に到着するものだと考えたい。

 

ローカリズム

ローカリズム

地域主義(ちいきしゅぎ)とは、中央による画一的・普遍的なコントロールに対して、各地方の独自性や特徴を重視・尊重する考え方をいう。英語圏ではローカリズム(Localism)と一般に呼称される。

上記Wikipediaより。。

ローカリズムには様々な解釈がある。

私達も地域と密接に関わっているからこそ意識するワード。

でも解釈が少し違う。

ローカル+イズム=ローカリズムではなくローカル+リズム=ローカリズムでは無いだろうか。

ものやコトには必ずリズムがあるように地域にもリズムがある。

人の会話、お金の流れなど様々な地域のリズムがローカリズムじゃないんだろうか。

いつもの地域とちょっと違うリズム。元々のリズムに私達が関わることに寄ってリズムが変化することもあれば

元々のリズムを大切にしたいこともある。

ローカル+リズム=ローカリズム

51%〜60%

新しくものごとを立ち上げる際に参考にする割合。

私達とお客様のバランス。

準備と開始後のバランス。

私達が作るのは51%〜60%まで。

すべてを作りこむやり方もあるけれどもたいていはオープンしてからのお客様との共同作業。

変化の激しい時代。

私達の考え方だけを詰め込むのではなくお客様の意見を入れる、または入り込む余地を大きく残して

その後の5年、10年を見据えて共に作るスタンスをとりたい。

最低51%作っておけば土台となる風船が飛んで行くこともない。

しかし60%を超えると入ってくる余地が少なくなる。

51%〜60%の調整はその時々で変わってくる。

こちらのヒト・モノ・カネ・情報のバランスとお客様や地域の相性やバランス。

こちらの人員なども少なくオープン後に頼れる方々がいればいっそ51%で勝負。

そうでなければ60%まで調整する。

なかなか伝わりにくいかもしれないけれども大切にしたいバランスをまとめました。

【なんとなくなっとく】

納得する。仕事で大切にしたいコトバ。

100%納得することはないと思うが6割位自分で納得して仕事を始め走り始めて修正修正。

誰がいった誰の指示ではなく自分がこう考えたから(中身)。

なんとなく納得していることが多いのだろうけどなんとなくって何???

仕事の動機で大切にしたいもの。

昔の会社にいた時には誰が言ったかはほとんど関係無いもので

何を言ったかに興味があり上司のコトバに納得できず社長に直談判し

管理職に怒られたっけ笑。これは反面教師だけどうちの会社では拍手したい。

あっ昔の自分にではなく。。でも社長に直談判てただでさえ勇気がいると思うのでまず拍手。

そして納得出来ないことをほっておかなかったことに拍手。

まあ会社だから順序ってものもあるんだろうけど納得出来ないなら納得できないでいい。

1人1人が納得できるor納得させられるコトバや行動で示すことを大切にしたい。

人が増えると1人に対峙する時間が少なくなる。

その分、簡単に指示をするのではなくスタッフに考えてもらえるような雰囲気、環境を作りたい。

また理念や考えをシェアしたい。

その内でスタッフが考え腹に落として実行するプロセスを大切にしたい。

時間かかるだろうな。日々練習。

 

 

 

 

ただ続いちゃっただけ。

ただ続いちゃっただけなのよ〜。

先日ふらっと寄ったカレー屋さんのお母さんが行った言葉。

ただ40年続くもんかなあ。

ちょっと想像できない。

しかしただ続けることを目的にするのも違っているような気がするので

お客様に喜んで必要とされているからこそ結果的に続いてるんだろう。

ちなみにcorotは先日4歳になりました。こちらは4年間ほんとうにほんとうに毎日勉強。

それが40年。。うーーーん。遠いなあ。まだ自分の人生でさえ33年なので40年という長さが想像できない。

40年前は長嶋茂雄が引退した年。モンチッチや3ドア冷凍冷蔵庫が流行った年だって。

まあ生まれていないのでわからない、あまりわからないことを考えてもしょうがないのでわかることを。

今年は4歳らしく1年がんばりたい。背伸びせずに等身大の4歳で。

なんだそれっ。てでも自分では大切にしたい。3歳でもなく5歳でもない。4歳の自分を。。

4歳といえば、

運動量が増える。道具が使えるようになる。2つ以上のことが出来るようになる。お友だちとの関わりが増える分トラブルや喧嘩も増えるが成長には必要なこと。などなど調べると色々出てくる。会社もこどもも成長のペースは似ている?ところもあるようだ。

そんな4歳を健康に1年過ごせますように。

 

来年お母さんは41年、自分は5年。報告に行きたいなあ。

コーラス部

先日出先で中高生の女子コーラス部の発表会に出くわした。

1時間程度10曲くらいあったかな?の発表会は本当に素晴らしい時間だった。

そんな中で印象に残ったことがあった。

3曲目だったか恋の歌を歌う際に

“私たちは12歳から18歳までの部員がいます、この歌は皆でいつも恋を想像しながら歌っているんですが先生からはイメージとちがうと良く言われます。そんな私たちなりに今日も精一杯歌わせていただきます”という内容のことを言ってから歌った。

確かに歌は歌詞やメロディーだけでなく歌い手という人が関わってこそ歌になるのだろうと。

歌詞やメロディーをつけた人と歌う人、また聞く人の想像も違う訳だけど同じ空気の中で歌を歌い、歌を聞く。

そのコーラス部の女の子たちも全体としてひとつの情景を思い浮かべているのではなく

それぞれの恋やありがとうのイメージを浮かべて歌っていて、個々の想像が全体となって伝わってくるのは

改めて歌って素敵だなあと思わせてくれた。

ひとつのイメージを作ってしまうよりも抽象化させておいた方がいいものってたくさんあるような気がする。

イメージ=可能性なんじゃないかと気づかされた1日でした。

*音楽の先生が恋のイメージが違う!って怒れるのって少しわかるような気がする。

青葉学園サマーステイ2014

今年も青葉学園サマーステイが始まりました。

私が事務局長を務めるボランティア団体とcj会との共催イベント

福島にある児童養護施設青葉学園からこどもを2泊3日受け入れる行事

今年で3年目になりました。

また今日が最終日です。

この企画は数えきれないほど多くのみなさまのご協力で成り立っています。

金銭、物品の寄付、ボランティアさん、協力者、会社のみなさま。

2泊3日に間接的な協力も含めたら100名以上の協力があって実現できます。

本当に感謝しかありません。

昨日も今年最高気温の中、西武園、ドームと駆け抜けました。

こどもたちはというと本当に元気。疲れている私たちも最後はこどもの元気に引っ張られます。

ボランティアを行うこと、事業を行うこと、遊ぶこと。

特に分けずにここまで進んできたような気がします。

分けないので周囲から見てわかりにくい所もあると思います。

でも分けないからこそ同じスタンスで関われることもあります。

”出来るときに出来る人が出来るだけのことをする”

尊敬する先輩に連れて行っていただいた南相馬のボランティアセンターに掲示してあった看板です。

さて残り数時間ですが出来ることを精一杯行いたいと思います。

写真 (1)

 

 

病から気から?

今インフルエンザで寝込んでいます。

発症して熱が上がり病院に行きちょっと最近ではないくらいに辛い思いをして

滅入った。看護婦さんに確かに元気ないね〜って脈を叩かれながら点滴。

久しぶりの病院でだいぶん消耗。はやり病気になると気がめいる。

気持ちが元気なら病気になり難いというのもあると思う。

もうひとつは運動や食生活など健康な環境を作る事が病気を遠ざけるということ。

病気から遠ざかれば気持ちも安定して物事を考えられるという事。

ブロークンウィンドウズ理論なども環境を整えて秩序や健全な状態を保つ良い例だと思うが

環境を整える→健康が保たれる→安定した気持ち(思考)でいられるということもあるのではないか。

やはり環境づくりが肝心だと痛感した。

確かに若干の寝不足や運動不足が続いてたかな〜と反省。

のびのび

のびのびと考える。

今日実感した。

身体を伸ばすにも壁があってはつっかえてしまう。

のびのびするには支え棒や壁を取り払って考える事。

普段は様々な制約の中で考えている。

予算という制約、時間という制約、人の制約、

空間の制約など全ての制約を一旦置く。

予算はOO万円、時間、スケジュール、売り上げを1年後までに〜万円

それを考えると枠の中に収まってしまう。

スタートに制限を設けようとするとそもそも今までのものと大差ないものが出来上がる。

先ずは取り払う事をして良いものを出すだけ出してハードルも揃ったところで

今回出来る事を整理する。お金はないが人の繋がりが出来ればお金をクリア出来る事も。

その逆も然り。

のびのびとやろう。明日はないかもしれないなんて忙しない。

地域特性を生かしながら再編集する。

地域の伝統的な生活様式は日本の強みの1つである。

古民家は古民家だけでは成り立たず、畑、里山、雑木林など地域と一体となって

生活に密着した状態で残ってきた。

それを切り離した状態で使っても一時的な効果しかない。

民家は残っても畑を切り売りすれば農家の暮らしは断絶される。

雑木林がなければ燃料調達も出来ず里山の暮らしが成り立たなくなる。

全てが循環するシステムが里山を中心に確立されている。

しかし跡継ぎが少な過ぎる。また昔のままでは光が見えない。

様々な人と繋がる事、視点を帰る事を中心に地域資源を再編集していく中で

日本の強みを作り上げたい。

テクノロジーとのお付き合い

仕事をしているとPCとの付き合いが増えてくる。

これからのcorotを考えても切っても切り離せない。

テクノロジーのおかげで出来る仕事量や可能性が広がる。

これからも様々な世代と働く事を考えれば環境をデジタルに委ねるのは自然だろう。

私はPCをはじめて触ったのが中学生だったと思う。

それが今の若い人は産まれた時からお付き合い。

先日Googleが糖尿病の数値を計測するためのコンタクトレンズを

作っているとの記事が。

これをみても自分の生活と切っても切れない時代が来ているし

もっと速いスピードで駆け抜けるんだろう。

これは否定しても始まらない。

若い人は普段の生活からスマホを使い、

既読スルーなどという新しいコミュニケーション!?のカタチさえ産まれている。

これはこの流れでしょうがないが要は使い方なんだろうと思っている。

全てが数値化されるデジタルと油絵の様なアナログ。

corotの母屋には一切デジタル製品をおいていない。時計さえも。

しかし別棟蔵の2階の事務所は無線LANやパソコンなど満載だ。

お客さまの物差しに合わせてお付き合いの距離を考えたい。