連載第3回〜マニュアルと減点主義〜

最近迷っていることがあります。

マニュアル作るのか?作るとしたらどこまで?

私が過去に会社員をしていた時に流行っていた言葉に“見える化”という言葉があります。

自分の思いや行動を全て他人から“見える”ようにする事。

マニュアルをはじめ、日報や提案書、スケジュール等全てを他人に伝わる様に発信する事です。

私も自身が行っている事をすべて棚卸してマニュアルの様なもので部下を管理しようとした事がありました。

確かにある一定までは効果がある様に見えました。

しかし部下は育ちませんでした。

マニュアルは最低限度の行動規範の様なものは効果を発揮すると思われますが

それ以上は減点主義にしかならずお客様の結果的な満足には繋がらないように思えます。

減点主義と言えば今の政治も同じ様な気がします。誰かの上げ足をとって反撃する。

これでは点を失わない事で精一杯でそれ以上の事や全く違う価値観で物事を見る事すら出来ません。

点を失わない事も大切だとは思いますが今、だれがそれを望んでいるのでしょうか。

少なくとも国民はもう失う点など無いと思っているのではないでしょうか。

話がそれましたがマニュアルは一定の効果を発揮するので最低限度の行動規範を作り、後はスタッフの感受性やサービスマインドに任せようと思います。

昔、部下に“姑みたいですね”と言われた事を反省します。。

峯岸 祐高